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採用情報

新年あけましておめでとうございます。

 皆様には、ご家族そろって幸せな新年をお迎えのことと存じます。
 昨年中は、大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。

 昨年は、「命を守る行動をしましょう!!」とドキドキするような言葉が飛び交い、想定外の事態が度々ありました。風水により甚大な被害を負われた方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く平常の生活に戻られることを願ってやみません。

 当法人では、平成4年 「授産施設 宮前こばとの家」定員30名(現在、「生活介護 セルプ宮前こばと」)の設立から、令和元年12月31日現在、生活介護 3事業所・分場2カ所(現員121名)、グループホーム8カ所(現員41名)、相談支援事業所2カ所、短期入所、日中一時支援事業と大きく前進してきました。これもひとえに地域の皆々様のご理解とご支援の賜物と感謝に堪えません。

 さて、オリンピック、パラリンピックの開催を目前に、社会的に障がい者問題が大きくクローズアップされています。昨年は、難病の国会議員の誕生、元ハンセン病家族への国家賠償の確定、障がい者への合理的配慮としてのショッピングでの利用環境の改善等と社会的な関心が高まりました。

 一方障がい者は、年々増加しており、今後、ますます障がい者の立場に立ってのまちづくりや制度の充実が重要となっています。そのためにも、地域社会を構成する個々の方々の認識や自覚とともに自治会、町内会、PTA,社協など取り巻く諸団体の役割りは重要です。

 当法人には後援会組織があり、大きな力をいただいております。こうした自覚的な組織がもっともっと大きなうねりとなって、共生社会への原動力となることを願ってやみません。多くの皆さんの後援会へのご参加、ご協力をお願いいたします。

 当法人では、障がいのある人が地域住民の皆様と同様、生まれ育った地域で楽しく、老後まで心配なく暮らせる社会の実現を目指し、今年も力を尽くしていきたいと思っています。

 本年も皆様の安全、健康をご祈念申し上げます。

 

 令和2年 元旦

社会福祉法人みのり会
理事長 宮澤 明