皆様には、ご家族そろって幸せな新年をお迎えのことと存じます。
昨年中は、大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。
社会福祉法人 みのり会では、宮前区の皆々様のご支援で設立させていただいた「宮前区障がい者福祉拠点施設・宮前地区会館『まじわーる宮前』」の運営も順調に運んでおります。そして、昨年度は、宮前区犬蔵に生活介護「工房じんべい 分場 厨房じんべい」と「グループホーム宮前こばとの家」、「グループホーム第2宮前こばとの家」の新設建屋への引越しを完了することができました。
現在、グループホームは8ヵ所に38名の方々がお暮らしで、日中活動の場である生活介護および地域活動支援センターは4ヶ所(分場1ヶ所含む)117名の方々がご利用になっておられます。
それを支える職員はヘルパーステーションや短期入所、生活支援センターや相談支援事業、日中一時支援も含めると150名ほどとなり、みな安全な環境、楽しい暮らし作りに力を合わせ努めております。
津久井やまゆり園の事件は終生忘れることができません。また、他県の障害福祉施設で発生した諸事件など大きな社会問題となっております。
私ども障害福祉サービス事業に関わるものとして、このような事件が再び発生することがないよう、益々研鑽に努めると共に地域活動に邁進する覚悟です。
ご家族、ご利用者の高齢化に伴い、暮らしの場、生活費問題、成年後見人制度等大きな課題が横たわっております。
みのり会では、これらの様々な課題に対し行政のお力をかりながら、誰もが生まれ育った川崎の地で安心して暮らしていける、夢と希望のある共生社会に向かって前進していきたいと思います。
皆々様の一層のご協力を切にお願い申し上げます。
社会福祉法人 みのり会
理事長 宮 澤 明